イラストレーターの基本操作をお探しですね。

Illustrator(イラストレーター)をパソコンにインストールしたものの、画面にズラッと並ぶたくさんのツールを見て「何から始めればいいの…?」と困っていませんか。

この記事では、初心者がまず押さえておきたい基本操作と使い方だけをギュッと絞って解説します。

最初に覚えるべきポイントに集中しているので、途中で挫折せずに、今日からIllustratorで簡単なデザインが作れるようになりますよ。

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Illustrator初心者がまず理解したい画面の基本

初心者がIllustratorを開いて最初に「うわっ」となるのが、複雑そうな操作画面ですよね。

プロが使う本格的なソフトなので、メニューやボタンがものすごくたくさん並んでいます。

でも安心してください。

最初から全部覚える必要は全くありません。

まずは作業の土台になる「ワークスペース(作業する場所)」の基本的な見方と、よく使う機能がどこにあるのかをざっくり把握するだけでOKです。

これがIllustrator上達への一番の近道になります。

画面の中で最初に覚えておきたい大事な部分は、次の3つだけです。

・**アートボード**:画面の真ん中にある白いキャンバス部分です。

ここに実際にデザインを作っていきます。

・**ツールバー**:画面の左側に縦に並んでいるアイコンたちです。

図形を描いたり、文字を入れたりするための道具箱みたいなものです。

・**パネル**:画面の右側や上のほうにあるウィンドウです。

色を変えたり、線の太さを調整したりする細かい設定ができます。

Illustratorを起動したら、まず「新規ファイル」を作って、画面の真ん中にアートボードを表示させましょう。

もし作業中に画面のレイアウトがぐちゃぐちゃになったり、必要なパネルを間違えて消しちゃったりしたら、画面上のメニューから「ウィンドウ」→「ワークスペース」→「初期設定をリセット」を選んでみてください。

これで元の標準的な画面に戻せます。

初心者のうちは操作ミスで迷子になることがよくあるので、この画面リセットの方法は絶対に覚えておくと安心ですよ。

これだけは覚えたい!Illustratorの必須ツールと基本操作

左側にズラッと並ぶツールバーには、何十種類ものツールが隠れています。

でも実は、デザインのプロでも全部のツールを均等に使っているわけじゃないんです。

初心者が最初に覚えるべきツールは、全体のたった2割くらい。

まずは代表的な基本ツールの使い方をマスターして、Illustratorの中でオブジェクト(図形や文字のこと)を思い通りに動かせる感覚をつかんでいきましょう。

初心者がまず覚えたい必須ツールは、この4つです。

・**選択ツール(黒い矢印)**:オブジェクト全体をクリックして選んで、動かしたり大きさを変えたりする、一番基本のツールです。

・**ダイレクト選択ツール(白い矢印)**:オブジェクトの一部分(角っこや線)だけを選んで、形を部分的に変えられるツールです。

・**長方形ツール**:四角形を描くツールです。

アイコンを長押しすると、丸や三角形を描くツールに切り替わります。

・**文字ツール**:アートボードの好きな場所をクリックして、文字を入力できるツールです。

よくIllustrator初心者がつまずくのが「ペンツール」の操作です。

ペンツールは自由に美しい曲線が描ける便利なツールなんですが、独特の操作方法があって、最初から完璧に使おうとすると挫折しやすいんです。

実は、四角形や丸などの「基本図形」を組み合わせるだけでも、アイコンや簡単なロゴ、バナーの背景なんかは十分作れちゃいます。

無理に難しいツールから始めずに、まずは選択ツールと基本図形ツールを使って「選んで、動かして、形を作る」っていう一番基礎的な操作に慣れることを優先してください。

慣れてきたら、ツールにカーソルを合わせたときに出てくるアルファベット(「V」で選択ツールとか)のショートカットキーを少しずつ覚えると、作業スピードがグッと上がりますよ。

実践編:基本操作を組み合わせて簡単な図形を作ってみよう

必須ツールがわかったら、次は実際に手を動かして図形を作って、色をつけてみましょう。

Illustratorでのデザイン作業って、難しく考える必要はないんです。

「図形を描く」「色を設定する」「コピーして配置する」っていうシンプルな作業の繰り返しなんですよ。

ここでは、実践的な基本操作の流れを順番に解説するので、一緒にやってみてくださいね。

まず長方形ツールを選んで、アートボードの上でドラッグして四角形を描きます。

このとき、キーボードの「Shift」キーを押しながらドラッグすると、縦横の比率が固定されてキレイな正方形が描けます。

図形が描けたら、画面の左下か、右側のプロパティパネルにあるカラー設定に注目してください。

Illustratorの色設定は、「塗り(図形の中の色)」と「線(図形のフチの色)」の2つに分かれています。

それぞれのアイコンをクリックして前に出して、カラーパレットから好きな色を選ぶと、図形の見た目を簡単に変えられます。

図形を1つ作ったら、それを効率よく使い回すテクニックも覚えましょう。

選択ツールで図形を選んで、「Alt」キー(Macなら「Option」キー)を押しながら別の場所へドラッグすると、直感的に図形をコピーできます。

このコピー操作と、図形の四隅をつまんで大きさを変える操作を組み合わせるだけで、複数の図形を使った複雑なデザインが作れちゃいます。

さらに、複数の図形を選んだ状態で右側の「整列パネル」を使って、中央揃えや等間隔に並べる機能を使うと、プロが作ったみたいな整ったデザインに近づきます。

最初からキレイなものを作ろうとしないで、操作の仕組みを体で覚えるつもりで、色んな図形を組み合わせて遊んでみてくださいね。

失敗しないために知っておきたいデータの保存と書き出し

せっかく作ったデザインも、ちゃんと保存できなければ意味がないですよね。

Illustratorのデータ保存は、普通のWordやExcelとはちょっと違う考え方をします。

初心者が最後に必ずぶつかる壁が「保存」と「書き出し」の違いなんです。

この2つの違いを正しく理解していないと、後からデザインを直せなくなったり、誰かにデータを送ったときに開けなかったりする大変なトラブルが起きちゃいます。

Illustratorのデータ保存方法は、大きく分けて次の2種類があります。

・**保存(.ai形式)**:Illustrator専用の作業用データとして保存します。

何度でも図形や文字を編集し直せます。

・**書き出し(.jpg / .png形式)**:WebサイトやSNSで使える普通の画像データとして出力します。

書き出した後は個別の図形編集ができません。

作業を途中でやめるときや、完成したデザインを今後も直すかもしれない場合は、必ずメニューの「ファイル」から「保存」を選んで、「.ai形式(Illustratorドキュメント)」で保存してください。

これはあなたのデザインの原本になる超大事なデータで、このデータさえあれば後から文字の打ち直しや色の変更ができます。

一方、完成したデザインをスマホで見たり、ブログやSNSにアップしたりする場合は、「ファイル」の「書き出し」から「Web用に保存(従来)」などを選んで、JPEGやPNGっていう普通の画像形式で出力します。

いつも「編集用のaiデータ」と「見るだけの画像データ」の2つをセットで管理するクセをつけておくと、仕事で使うときや複数人で作業するときにもスムーズに進められます。

まずはこの保存のルールをしっかり守って、Illustratorの基礎固めを完成させましょう。

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