イラストレーターで差し込み印刷する方法をお探しですね。

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Illustratorで名刺や社員証を一気に作る!変数機能で差し込み印刷を自動化しよう

名刺や社員証を数十人分、数百人分も作らなきゃいけないとき、一人ひとりの名前や写真を手作業でコピペしていませんか?実はそれ、めちゃくちゃ大変なだけじゃなくて、入力ミスや配置漏れの原因にもなっちゃうんです。

特に年度末や新入社員が入ってくる時期なんかは、短期間で大量のデータを処理しなきゃいけないから、担当者の負担はかなりのもの。

でも安心してください。

Illustratorには「変数」っていう便利な機能があって、これを使えば面倒な差し込み作業を一気に自動化できるんです。

この記事では、初心者の方にもわかりやすく、変数機能の使い方を順番に説明していきますね。

基本的な仕組みから、エラーが出にくいデータの作り方、最後の一括保存まで、一緒に見ていきましょう。

Illustratorの「変数」機能って何?使うとどんないいことがあるの?

Illustratorの変数機能っていうのは、デザインのテンプレートに対して、外部で用意したテキストや画像のリストを読み込ませて、内容を自動で入れ替えてくれる機能のことです。

WordやExcelの「差し込み印刷」をIllustratorでやるイメージって言えばわかりやすいかな。

これを使えば、名刺の名前や部署、役職、社員証の顔写真なんかを一瞬で切り替えられるようになります。

これまで一つひとつ手作業でコピペして、別名で保存して…っていう膨大な時間が、変数機能を使えばほんの数分で終わっちゃうんです。

社員の入退社や異動が多い会社の総務・人事の方や、大量の名刺やIDカードを作るデザイナーさんにとっては、本当に助かる機能だと思います。

単純作業から解放されて、デザインのチェックとか本当に大事な仕事に時間を使えるようになるのも嬉しいポイントですよね。

それに、差し込むデータはExcelやGoogleスプレッドシートで作ったCSVファイルを使うので、名前の漢字間違いとか古い情報のまま出力しちゃった…みたいなミスも防げます。

もらったリストをそのまま流し込めるから、確認作業もスムーズ。

ただし、この機能をちゃんと使いこなすには、事前にデータを正しく準備しておくことが大切です。

次は、エラーが出ないデータの作り方を詳しく説明していきますね。

CSVデータとIllustratorの準備をしよう(始める前にやっておくこと)

変数を使って一括で作るには、まず「リストデータ」と「Illustratorのテンプレート」を用意する必要があります。

リストデータは、ExcelやGoogleスプレッドシートで作るのが一番簡単で確実です。

1行目に「名前」「役職」「顔写真」みたいな項目名を入れて、2行目以降に実際のデータを入力していきます。

このとき、1行目の項目名は半角英数字にして、スペースや変な記号を入れないようにするのが、エラーを防ぐための大事なポイントです。

社員証で顔写真を差し替えたいときは、画像ファイルの場所を示す「パス」をデータに入れておく必要があります。

この画像パスの指定でつまづく人がすごく多いので、フォルダ構成はできるだけシンプルにしておくのがコツです。

おすすめは、Illustratorのテンプレートファイルと同じ場所に画像用のフォルダを作って、そこに全員分の顔写真をまとめて入れておく方法。

ファイル名も連番とかにして統一しておくと、後で管理しやすくなります。

**CSVデータを作るときのチェックポイント**
– 項目名(1行目)は半角英数字で、スペースは入れない
– 画像のパスは、Illustratorファイルから見た正しい位置で書く
– 文字化けしないように、保存するときの文字コードは「UTF-8(カンマ区切り)」にする

リストができたら、「CSV(カンマ区切り)」形式で保存します。

昔はXML形式っていうのが主流だったんですが、今はCSV形式で読み込めるようになって、ずっと簡単になりました。

Illustrator側では、名刺や社員証のベースになるデザインを作って、テキストや画像が入るダミーを配置しておきましょう。

名前の文字数は人によって違うので、テキストエリアの範囲を設定して、長い名前でもレイアウトが崩れないように工夫しておくといいですよ。

Illustratorで変数を設定して、データとつなげる手順

データとテンプレートの準備ができたら、いよいよIllustrator上で変数を設定して、両方をつなげていきます。

まずIllustratorの上のメニューから「ウィンドウ」を開いて、「変数」パネルを表示させましょう。

次に、変数パネルの右上にある三本線のマーク(ハンバーガーメニュー)から「データセットの読み込み」を選んで、さっき作ったCSVファイルを指定します。

ファイルがちゃんと読み込まれると、変数パネルにExcelで設定した項目名がリストで表示されます。

読み込みが終わったら、Illustratorのカンバス上にあるダミーのテキストを選んだ状態で、変数パネル内の対応する項目名をクリックして、「テキストを動的に設定」っていうボタンを押します。

これでテキストとデータがつながって、変数の設定は完了です。

画像の場合は、カンバス上のダミー画像を選んで、対応する画像変数の項目を選んでから「リンクされたファイルを動的に設定」をクリックします。

この紐づけ作業を、デザイン上で差し替えたいところ全部にやっていきます。

**変数を設定するときによくあるトラブルと対処法**
– **画像が読み込まれない**:画像のパスが間違ってる可能性大。

CSVの書き方と実際のフォルダ名・ファイル名をもう一度確認してみて
– **テキストが文字化けする**:CSVを保存したときの文字コードが合ってないかも。

UTF-8で保存し直してみよう
– **レイアウトが崩れる**:文字数が多いデータがあるとき、Illustrator側でテキストの自動サイズ調整とかをちゃんと設定しておこう

全部の項目をつなげ終わったら、変数パネル上部にある「データセット」のプルダウンメニューか、左右の矢印ボタンで表示を切り替えてみてください。

リストに登録したデータが順番に読み込まれて、テキストや顔写真が自動で切り替わるのが確認できるはずです。

このプレビューの段階で、一番文字数が多い名前や部署名のデータを開いて、デザインに問題がないか、テキストがはみ出してないかを最終チェックしておくのがすごく大事です。

アクションとバッチ処理で一括生成・保存を自動化しよう

変数で表示を切り替えられるようになったら、最後はそれぞれのデータを個別のファイル(IllustratorファイルやPDFなど)として保存する作業を自動化します。

これには、Illustratorの「アクション」機能と「バッチ」処理を組み合わせるのが一番効率的です。

まず「アクション」パネルを開いて、新規アクションの録画を開始します。

その状態で「別名で保存」か「複製を保存」を実行して、あらかじめ作っておいた出力用のフォルダにファイルを保存したら、アクションの録画を止めます。

これで「指定した形式で保存する」っていう一連の動きが記録されました。

次に、アクションパネルのメニューから「バッチ」を選んで、さっき作った保存用のアクションを連続実行する設定をします。

バッチ処理の画面で、ソースを「データセット」にして、保存先のフォルダを指定します。

さらに、ファイル名の設定で「データセット名」を選ぶようにしておきましょう。

この設定をしておけば、Illustratorが変数パネルに登録されてる全員分のデータを順番に読み込んで、自動的に別名保存を繰り返してくれます。

設定に問題がなければ「OK」をクリックするだけで、数十人、数百人分の名刺や社員証のデータが一気に生成されます。

手作業だと何時間もかかる作業が、パソコンが勝手に処理してくれるのを見るのは本当に気持ちいいですよ。

ただし、標準のバッチ機能だとファイル名の自由度に限界があるので、書き出した後にファイル名の一括変更ソフトを使って「社員番号_氏名.pdf」みたいな形式に変えると、その後の印刷手配や納品作業がもっとスムーズになります。

変数とバッチ処理をマスターして、面倒なルーティンワークから解放されちゃいましょう!

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