イラストレーターでルビを振る方法をお探しですね。

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Illustratorでルビ(ふりがな)を振る方法を分かりやすく解説!

ポスターやチラシのデザインをIllustratorで作っていて、「この漢字にふりがなを付けたいな」と思ったことはありませんか?でも、いざやろうとすると設定する場所が見つからなくて困ってしまった…という経験、実は多くの人がしているんです。

実は、IllustratorにはWordやInDesignのように「ボタン一つでふりがなを追加する機能」がありません。

ちょっと不便に感じるかもしれませんが、大丈夫!この記事では、Illustratorでルビ(ふりがな)を振る3つの方法をご紹介します。

簡単な方法から、たくさんのふりがなを一気に処理できる便利な方法まで、あなたの作業に合ったやり方がきっと見つかりますよ。

Illustratorには「ルビ機能」がもともと入っていない

文字パネルや段落パネルをいくら探しても、ルビを振る項目が見つからない…。

実はこれ、あなたの探し方が悪いわけではないんです。

Illustratorはもともと、イラストを描いたり、1枚もののデザインを作ったりするためのソフト。

長い文章をキレイに組むための機能は、あまり充実していないんですね。

WordやInDesignなら、文字を選んで「ルビ」ボタンを押せば自動的にふりがなが付きます。

でもIllustratorでは、そういう便利な自動機能が最初から用意されていません。

だから、今ある機能を工夫して使ったり、ちょっとした手作業を加えたりする必要があるんです。

とはいえ、がっかりする必要はありません!デザインの現場では、次のような3つの方法がよく使われています。

1. **テキストを分けて手動で配置する方法**
2. **「割注」という機能を使った裏ワザ**
3. **スクリプトやプラグインを使って自動化する方法**

それぞれに良いところと注意点があります。

たとえば、ふりがなを付けたい漢字が2〜3文字だけなら、手動で配置するのが一番早いです。

でも、文章全体にたくさんのふりがなが必要なら、スクリプトを使わないと時間がかかりすぎてしまいます。

作業の量や、後で修正する可能性があるかどうかによって、使い分けるのがコツです。

それでは、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう!

方法1:テキストを分けて手動で配置する

一番シンプルで分かりやすいのが、漢字とふりがなを別々に作って、自分で位置を合わせる方法です。

やり方は簡単。

まず普通に漢字を入力します。

次に、別の場所に小さいサイズでひらがなを入力して、それを漢字の上にドラッグして移動させるだけ。

Illustratorの基本的な操作ができれば誰でもすぐにできるので、タイトルの数文字だけにふりがなを付けたいときなどにぴったりです。

難しい設定も必要ないので、急いでいるときにも便利ですね。

もっとキレイに配置するコツ

手動で配置するときは、「整列」パネルを使うとキレイに仕上がります。

漢字とふりがなの両方を選んで、漢字の方をもう一度クリック(これで「基準」になります)。

そして「水平方向中央に整列」を押せば、ピタッと中心が揃います。

この方法の注意点

ただし、この方法には大きな弱点があります。

それは「後で文字を修正すると、位置がズレてしまう」こと。

たとえば漢字のサイズを大きくしたり、文章を書き直したりすると、その上に置いていたふりがなの位置が合わなくなってしまうんです。

そうなると、また一つひとつ手作業で直さなければいけません。

だから、長い文章や、後で修正する可能性が高いデザインには向いていません。

**こんな時におすすめ:**
– ふりがなを付ける漢字が少ない(1〜5文字くらい)
– 後で文字を変更する予定がない
– とにかく今すぐサッと仕上げたい

方法2:「割注」機能を使った裏ワザ

「後で文字を修正してもズレない方法はないの?」という悩みを解決してくれるのが、「割注(わりちゅう)」という機能を使った裏ワザです。

割注は本来、文章の途中に小さい文字で注釈を入れるための機能なんですが、これをふりがなに応用しちゃおう!というアイデアです。

設定の手順

1. 文字パネルの右上にあるメニューボタン(三本線のマーク)をクリック
2. 「割注」にチェックを入れる
3. 割注設定で「行数」を2行に設定
4. 1行目にふりがな(ひらがな)、2行目に漢字を入力

この方法の良いところは、ふりがなと漢字が1つのテキストとしてつながっていること。

だから、後で文字のサイズを変えたり、改行を入れたりしても、ふりがなと漢字の関係が崩れません。

手動配置よりも、修正に強いんです。

この方法の注意点

ただし、割注を使った方法も完璧ではありません。

キレイに見せるためには、けっこう細かい調整が必要になります。

割注は上下の行が同じ幅になるように自動調整されるので、ふりがなと漢字の文字数が違うと、変な空白ができてしまうことがあります。

たとえば「東京(とうきょう)」のように、ふりがなの方が文字数が多いと、バランスが悪くなりがちです。

これを直すには、文字間隔を調整したり、スペースを入れたりして、見た目を整える作業が必要になります。

手動配置よりは楽ですが、それなりに手間がかかるので、ふりがなを付ける場所が10〜20箇所くらいまでが現実的かなと思います。

**こんな時におすすめ:**
– ふりがなを付ける場所が中くらいの量(10〜20箇所)
– 後で文字を修正する可能性がある
– 少し時間をかけてでも、キレイに仕上げたい

方法3:スクリプトやプラグインで自動化する

チラシの裏面全体とか、子ども向けパンフレットとか、ふりがなをたくさん付けなきゃいけない場合、手作業ではとても時間がかかってしまいます。

そんなときに便利なのが、スクリプトやプラグインを使った自動化です。

スクリプトというのは、Illustratorの機能を拡張してくれる小さなプログラムのこと。

インターネットで検索すると、親切な人が作った「Illustratorでルビを自動生成するスクリプト」が無料で公開されています。

これをダウンロードして、Illustratorの決められたフォルダに入れるだけで使えるようになります。

また、お金を払って購入する「有料プラグイン」もあります。

こちらはもっと高機能で、細かい設定ができたり、サポートが受けられたりします。

スクリプトやプラグインのメリット

– 大量のふりがなを一気に処理できる
– 手作業のミスが減る
– デザインの本来の作業に集中できる

注意点もあります

便利な反面、いくつか注意点もあります。

– 最初に設定する手間がかかる
– Illustratorのバージョンが変わると使えなくなることがある
– 使い方を覚える必要がある

それに、どんなに便利なツールを使っても、Illustrator自体が長い文章の組版を得意としていない、という根本的な問題は変わりません。

もし、本や冊子みたいにページ数が多くて、全体にふりがなをしっかり付けたい場合は、無理にIllustratorでやろうとせず、最初から「Adobe InDesign」を使った方が絶対に楽です。

InDesignにはルビ機能が最初からちゃんと入っているので、ボタン一つでキレイに仕上がります。

「どのソフトで作るか」を最初に考えることも、実はとても大切なんですね。

**こんな時におすすめ:**
– ふりがなを付ける場所がたくさんある(30箇所以上)
– 同じような作業を何度も繰り返す予定がある
– 少し勉強する時間がある

まとめ

Illustratorでふりがなを振る3つの方法を紹介しました。

1. **手動配置**:少ない文字数なら一番早い
2. **割注の裏ワザ**:修正に強く、中くらいの量に向いている
3. **スクリプト・プラグイン**:大量のふりがなを効率的に処理できる

作業の量や、後で修正する可能性があるかどうかによって、ベストな方法は変わります。

自分の状況に合わせて、使い分けてみてくださいね。

そして、もし本格的な文章組みが必要なら、InDesignの利用も検討してみてください。

適切なソフトを選ぶことが、作業をスムーズに進める一番の近道です!

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