イラストレーターで名刺を作る方法をお探しですね。
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急ぎでも安心!Illustratorで名刺を自作する方法【A4用紙10面付け対応】
急に名刺が必要になったり、できるだけ費用を抑えてオリジナル名刺を作りたいとき、Illustratorと自宅のプリンターがあれば意外と簡単に自作できます。
ただ、実際に作ろうとすると「A4用紙に10枚分をどうやってきれいに並べればいいの?」「印刷したら枠からズレちゃうんじゃないかな…」といった疑問や不安が出てくる方も多いですよね。
この記事では、Illustratorで名刺をデザインする最初の設定から、市販のA4用紙に10面付けして自宅でプリントするまでの流れを、できるだけわかりやすく解説していきます。
まずは基本!名刺サイズの設定をしよう
Illustratorで名刺を作るとき、最初にやるべきなのが新規ドキュメントの設定です。
日本の名刺サイズは一般的に**横91mm×縦55mm**なので、この数字を使って作業スペースを作っていきます。
Illustratorを開いたら、新規ファイル作成画面で幅91mm、高さ55mmを入力しましょう。
ここで大事なポイントが2つあります。
– **カラーモードは「CMYK」を選ぶ**
画面で見る色と印刷したときの色のズレを少なくするためです。
– **解像度は「高解像度(300ppi)」にする**
これで印刷したときもくっきり仕上がります。
さらに、デザインを端までしっかり印刷したい場合は**「塗り足し」の設定**も忘れずに。
新規ドキュメント設定の画面で、上下左右それぞれに3mmの裁ち落としを追加しておくと安心です。
自宅プリンターで市販の名刺用紙(ミシン目が入ってるタイプ)を使うと、印刷位置が少しズレて端に白い余白が出ちゃうことがよくあります。
でも、この3mmの塗り足しエリアまで背景や画像を伸ばしてデザインしておけば、多少ズレても白フチが出ない仕上がりになります。
最初の設定をきちんとやっておくことが、きれいな名刺を作る第一歩です!
デザインするときに気をつけたいこと
設定ができたら、いよいよデザインに入ります。
名前や会社名、連絡先などを配置していくわけですが、ここで一番注意したいのが**「文字を端ギリギリに置かないこと」**です。
自宅プリンターは業務用の印刷機と違って、紙を送るときに1〜2mmくらいズレやすいんです。
そのため、大事な情報が端で切れちゃう可能性があります。
それを防ぐために、名刺の実際のサイズ(91mm×55mm)から内側に3〜5mmくらいの余白(安全エリア)を取って、その中に文字やロゴを収めるようにレイアウトしましょう。
デザインが完成したら、**テキストのアウトライン化**も忘れずに。
これは文字を図形に変換する作業で、すべてを選択した状態で「書式」メニューから「アウトラインを作成」を選べばOKです。
こうしておくと、フォントの問題でレイアウトが崩れる心配がなくなります。
あと、自宅プリンターは機種によって色の出方が違うので、画面で見た鮮やかな色が印刷すると少し暗くなることがあります。
なので、少し明るめの色で作っておくか、細すぎる線(0.25pt未満)はかすれて見えなくなる可能性があるので避けるといいですよ。
A4用紙に10枚並べる方法
名刺デザインができたら、次は市販のA4サイズ・10面付け名刺用紙(エーワンなどが有名)に合わせて配置していきます。
まず、新しくA4サイズ(横210mm×縦297mm)の新規ドキュメントを作成します。
次に、さっき作った名刺デザインを全部グループ化して、A4のキャンバスにコピー&ペーストしましょう。
10面付け用紙は、A4用紙の上下左右に余白があって、真ん中に名刺が2列×5段で並ぶ形になっています。
用紙のパッケージに書いてある寸法図を見て、一番左上の名刺枠の位置(X座標とY座標)を確認し、Illustratorの変形パネルなどを使って正確に配置します。
1枚目が配置できたら、**「移動」機能**を使って効率よく複製していきます。
1. 名刺を選択して「オブジェクト」→「変形」→「移動」を選ぶ
2. 横方向に複製する場合、水平方向に91mm、垂直方向は0を入力して「コピー」をクリック(これで横に2枚並ぶ)
3. その2枚を選択して、今度は垂直方向(下)に55mmを入力してコピー
4. あとは「Ctrl+D(Macは Command+D)」を押して変形を繰り返せば、あっという間に5段分が複製されて、合計10面が完成!
目分量で並べると絶対にズレるので、必ず数値を入力して正確に配置するのがコツです。
印刷するときの注意点と仕上げ方
データができたら、いよいよ印刷です。
ここで一番気をつけたいのが**印刷設定**。
印刷ダイアログを開いたとき、「用紙サイズに合わせて縮小」みたいな項目にチェックが入っていることがよくあります。
これがONのまま印刷すると、せっかく計算して並べたデータが勝手に縮小されて、名刺用紙のミシン目と全然合わなくなっちゃいます。
印刷するときは必ず**「実際のサイズ」または「100%」**を選んで、データ通りのサイズで出力されるようにしてください。
それから、いきなり本番用の名刺用紙に印刷するのはNG。
まずは普通のA4コピー用紙でテスト印刷してみましょう。
印刷結果を本番用紙と重ねて光に透かして、次の3つをチェックします。
– デザインがミシン目の枠内にちゃんと収まっているか
– 文字が端で切れていないか
– プリンター特有の給紙ズレが起きていないか
もし全体的に上下左右にズレている場合は、プリンターの給紙の癖が原因かもしれません。
その場合は、Illustrator上で10面付けした全体をグループ化して、ズレている分だけ逆方向に0.5mm〜1mmくらいずつ微調整してみてください。
印刷位置がバッチリ合ったことを確認してから本番用紙にプリントして、ミシン目に沿って丁寧に切り離せば、印刷所に頼んだみたいなクオリティのオリジナル名刺が自宅で完成します!
少し手間はかかりますが、慣れればそんなに難しくないので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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