イラストレーターで画像を切り抜く方法をお探しですね。

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Illustratorで画像を好きな形に切り抜く方法を分かりやすく解説!

Illustratorでデザインを作っているとき、「配置した写真を丸や星の形に切り抜きたいな」と思ったことはありませんか?Photoshopなら消しゴムツールで消せばいいのですが、Illustratorではそうはいきません。

Illustratorで画像を切り抜くには、「クリッピングマスク」という機能を使います。

この記事では、クリッピングマスクの基本的な使い方から、文字やペンツールを使った応用テクニック、うまくいかないときの解決方法まで、初心者の方にも分かりやすく説明していきます。

この記事を読めば、思い通りの形に画像を切り抜けるようになりますよ!

クリッピングマスクって何?まずは基本を理解しよう

Illustratorで画像を切り抜くなら、まず「クリッピングマスク」という機能の仕組みを知っておきましょう。

Photoshopなどの画像編集ソフトでは、画像の不要な部分を実際に削除して切り抜きますよね。

でも、Illustratorのクリッピングマスクは少し違います。

画像をハサミで切ったり消したりしているわけではなく、「マスク」という名前の通り、図形の外側にある部分を隠しているだけなんです。

この仕組みを理解しておくと、後々の作業がとってもラクになります。

なぜかというと、元の画像はそのまま残っているので、切り抜いた後でも表示する範囲や位置を自由に変えられるからです。

何度でもやり直せるというのは、試行錯誤しながら作るデザインにとって大きなメリットですよね。

それに、クリッピングマスクは写真だけじゃなく、Illustratorで作った複雑なイラストやパターンの切り抜きにも使えます。

画面からはみ出した部分をスッキリ隠したいときにも便利なので、Illustratorを使うなら絶対に覚えておきたい機能です。

まずは「画像は消されるんじゃなくて、隠されているだけ」ということを頭に入れておいてください。

基本の切り抜き手順をマスターしよう

それでは、実際にクリッピングマスクを使って、画像を丸や四角などの好きな形に切り抜く方法を見ていきましょう。

操作はとってもシンプルなので、順番通りにやってみてくださいね。

まず、Illustratorの画面に切り抜きたい画像を配置します。

上のメニューから「ファイル」→「配置」を選んで、好きな画像を読み込みましょう。

次に、画像を切り抜く形(型抜きの枠)になる図形を作ります。

ツールバーから「楕円形ツール」や「長方形ツール」を選んで、画像の上に図形を描いてください。

このとき、図形の色や線の設定は何でもOKです。

クリッピングマスクを作ると、型になる図形の色は自動的に透明になるので気にしなくて大丈夫です。

型になる図形が描けたら、選択ツール(黒い矢印のアイコン)に切り替えます。

そして、キーボードのShiftキーを押しながら、「画像」と「上に描いた図形」の両方をクリックして選択してください。

両方選択できたら、上のメニューから「オブジェクト」→「クリッピングマスク」→「作成」をクリックします。

**【ショートカットキー】Mac:Command+7 / Windows:Ctrl+7**

これだけで、一番上に置いた図形の形に合わせて画像が切り抜かれます!実際の作業ではショートカットキーを使う方が断然早いので、ぜひ覚えておくといいですよ。

これで、基本的な図形を使った切り抜きは完成です。

文字やペンツールで自由に切り抜いてみよう

基本の図形での切り抜きに慣れてきたら、今度はもっと自由な表現に挑戦してみましょう。

Illustratorでは、丸や四角だけじゃなく、文字(テキスト)やペンツールで描いた複雑な形でも画像を切り抜けるんです。

このテクニックを使えば、インパクトのあるタイトルロゴや、商品の輪郭に沿った自然な切り抜きが簡単に作れますよ。

文字で画像を切り抜く場合は、まず画像を配置して、その上にテキストツールで好きな文字を入力します。

太めのフォント(ゴシック体など)を選ぶと、中の画像がしっかり見えてきれいに仕上がります。

文字を入力したら、基本の手順と同じように画像と文字の両方を選んで、クリッピングマスクを作成してください。

面白いことに、文字をアウトライン化(図形化)しなくてもそのままマスクの型として使えて、マスクを作った後でも文字を打ち直せるんです。

また、ペンツールで画像の輪郭をなぞるようにパスを描けば、被写体だけをきれいに切り抜くことができます。

ペンツールで型を作るときの注意点は、必ずパスの始点と終点をつなげて「閉じた図形」にすることです。

パスが途切れていると、うまくマスクがかからないことがあります。

洋服や人物のシルエットなど、複雑な形に沿って切り抜きたいときは、このペンツールを使ったクリッピングマスクが一番効果的です。

うまくいかないときの解決方法

クリッピングマスクに慣れないうちは、「エラーが出て切り抜けない」「マスクをかけたら画像が全部消えちゃった」なんてことがよくあります。

ここでは、クリッピングマスクができないときの主な原因と、作ったマスクの解除・編集方法を説明しますね。

クリッピングマスクがうまく作れない一番多い原因は、「型になる図形が画像よりも後ろ(下)に置かれている」というパターンです。

クリッピングマスクの絶対的なルールとして、必ず「切り抜きたい形(型)が一番上」になければいけません。

もし画像が消えてしまったら、レイヤーの重なり順を確認して、図形を選択してから「オブジェクト」メニューの「重ね順」→「最前面へ」で移動させてから、もう一度試してみてください。

また、複数の図形を使って一度に画像を切り抜きたい場合も注意が必要です。

複数の図形をただグループ化しただけでは、一番上の図形だけが型として認識されてしまいます。

複数の図形を1つの型として使うには、図形を全部選択してから「オブジェクト」メニューの「複合パス」→「作成」を実行してからマスクをかける必要があります。

**【複合パス作成のショートカット】Mac:Command+8 / Windows:Ctrl+8**

最後に、マスクの解除と編集についてです。

切り抜いた状態を元に戻したいときは、マスクされたオブジェクトを選んで、メニューの「オブジェクト」→「クリッピングマスク」→「解除」を選ぶだけで元の画像と図形に戻ります。

さらに、中の画像だけを少しずらしたり、拡大縮小したりしたい場合は、「ダイレクト選択ツール(白い矢印)」を使って画像部分をクリックしてください。

これで、マスクの枠はそのままで、中の画像の位置やサイズだけを自由に調整できます。

これらの解決方法と編集テクニックをマスターすれば、Illustratorでの画像切り抜き作業で困ることはほとんどなくなるはずです。

デザインの表現の幅を広げるために、ぜひクリッピングマスクを自由自在に使いこなしてくださいね!

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