イラストレーターで破線を描く方法をお探しですね。

広告

Illustratorで破線・点線・二重線をきれいに引くコツ

Illustratorでデザインしていると、破線や点線、二重線を使う場面ってすごく多いですよね。

でも、「点線がうまく丸くならない…」「二重線を作るのに線をコピーして重ねてるから、修正するとき面倒くさい…」なんて悩んでいる人も多いんじゃないでしょうか。

この記事では、こんなポイントを詳しく説明していきます。

・線パネルを使った破線・点線の基本的な作り方
・きれいな丸いドット線を作るための調整テクニック
・アピアランスを使って、あとから修正しやすい二重線を作る方法
・グラフィックスタイルに登録して作業をラクにする裏ワザ

Illustratorの機能をちゃんと理解すれば、デザイン作業のスピードと仕上がりがグッと良くなるはずです。

まずは基本の破線の引き方から見ていきましょう。

1. Illustratorで破線を引く基本設定と調整のコツ

Illustratorで破線を引くのは、実はとってもシンプルです。

まず、直線ツールやペンツールでアートボードに線を描きます。

その線を選択した状態で、「ウィンドウ」メニューから「線」パネルを開いてください。

線パネルのオプションを表示させると、「破線」というチェックボックスが出てきます。

ここにチェックを入れるだけで、あっという間に実線が破線に変わります。

破線の見た目を調整するときに大事なのが、「線分」と「間隔」の数値です。

線分は「線の長さ」のこと、間隔は「線と線の間の空白の長さ」のことです。

例えば、線分を「10pt」、間隔を「5pt」にすると、長めの線と短い空白が交互に並ぶ破線ができあがります。

入力欄は複数あるので、違う長さを組み合わせて、一点鎖線や二点鎖線みたいな複雑なパターンも作れますよ。

四角形などの閉じた図形に破線を適用すると、角の部分で破線の配置がズレて不自然に見えることがあります。

そんなときは、線パネルにある「長さを調整して、線分をコーナーやパス先端に合わせて整列」というボタンを使いましょう。

これをクリックすると、Illustratorが自動的に角に線分がくるように間隔を調整してくれます。

手作業で数値を合わせる手間が省けるので、破線を引くときは必ずチェックしてくださいね。

2. きれいな丸い点線を引くための設定方法

デザインの飾りとしてよく使う「丸い点線(ドット線)」。

でも、いざ作ろうとすると、ただの短い四角い破線になってしまって「あれ?丸くならない…」とつまずく人も多いんです。

きれいなドット線を引くには、線パネルの「線端」と「線分」の設定を組み合わせる必要があります。

ただ間隔を開けるだけじゃダメなので、仕組みをちゃんと理解しておきましょう。

まず、線の端っこの形を決める「線端」の設定を、デフォルトの「バット線端」から真ん中にある「丸型線端」に変えます。

丸型線端は、線の先端に線幅の半分の大きさの半円をつける設定です。

次に、ここが一番大事なポイントなんですが、「破線」にチェックを入れたあと、「線分」の数値を必ず「0」にしてください。

線分を0にすると、線自体の長さがなくなって、丸型線端でつけた「両端の半円」だけがくっついて真ん丸のドットができるんです。

ドットの大きさは「線幅」で決まり、ドット同士の距離は「間隔」で調整します。

例えば、線幅を10ptにしたら、間隔を15ptや20ptなど線幅より大きい数値にすると、ドット同士が離れてきれいな点線になります。

間隔が線幅より小さいとドット同士が重なっちゃうので、バランスを見ながら調整してみてください。

「線端を丸型にして、線分を0にする」というルールさえ覚えておけば、いつでも思い通りのきれいな点線が作れますよ。

3. アピアランスを使って二重線を簡単に作る時短テクニック

見出しの装飾や囲み枠でよく使う二重線。

これを「線をコピーして背面にペーストして、ちょっと太くして色を変える」っていう方法で作っていませんか?確かにそれでも見た目は二重線になるんですが、あとから図形のサイズを変えたり、線の形を修正したりするたびに、2本の線を両方とも調整しなきゃいけなくて、めちゃくちゃ面倒ですよね。

そんな手間を省くために、「アピアランス」パネルを活用するテクニックを覚えましょう。

アピアランスパネルは、1つのオブジェクト(線)に対して、複数の線や塗りを重ねて設定できる便利な機能です。

二重線を作るときは、対象の線を選択してアピアランスパネルを開き、パネル下にある「新規線を追加」ボタンをクリックします。

すると、1本の線に対して2つ目の線が追加されます。

この状態で、下の層にある線を上の層より太くして、色を変えるだけで、あっという間に二重線の完成です。

例えば、上の線を「白色で2pt」、下の線を「黒色で6pt」にすれば、黒い縁取りのある白い二重線ができます。

このアピアランスを使った方法の一番のメリットは、線のデータ自体は1本のままだということです。

デザインの修正が入って、曲線のカーブを変えたり、四角形の幅を広げたりしても、1本の線を操作するだけで二重線全体が自動的についてきてくれます。

さらに、上の線を破線に設定すれば「ステッチ風の点線」も作れて、表現の幅がグッと広がります。

修正作業の手間が劇的に減るので、実際の仕事でこのアピアランス機能を使った二重線作成は必須の時短テクニックですよ。

4. 作った線を「グラフィックスタイル」に登録して作業をもっとラクに

アピアランスパネルを駆使して作ったこだわりの破線や二重線。

でも、毎回同じ設定をするのは面倒ですよね。

そこで活用したいのが、作った線の見た目を保存しておける「グラフィックスタイル」という機能です。

この機能を使えば、前に作った装飾線をワンクリックで別のオブジェクトに適用できるようになって、作業効率がさらにアップします。

グラフィックスタイルへの登録方法はとても簡単です。

きれいに設定できた線やアピアランスの二重線を選択した状態で、「グラフィックスタイル」パネルを開き、パネル内にそのオブジェクトをドラッグ&ドロップするだけ。

または、パネル下の「新規グラフィックスタイル」ボタンをクリックしてもOKです。

登録されたスタイルはパネル内にサムネイルとして追加されて、次からは新しい線を引いてそのサムネイルをクリックするだけで、複雑な線の設定が一瞬で再現されます。

この時短テクニックを使うとき、もう一つ覚えておきたいのが、Illustratorの環境設定にある「線幅と効果を拡大・縮小」という項目です。

これにチェックが入っていないと、オブジェクトを拡大・縮小しても線の太さがそのままになって、デザインのバランスが崩れちゃうことがあります。

ロゴマークなんかで、拡大・縮小に合わせて線の太さも一緒に変えたいときは、環境設定(または変形パネル)からこのオプションにチェックを入れておくのを忘れないでください。

グラフィックスタイルと環境設定をうまく使いこなせば、修正に強くて、しかもスピーディなデザイン制作ができるようになりますよ。

広告