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Illustratorで下絵をトレースするときの便利なテクニック

Illustratorで手描きのイラストやロゴをデジタル化するとき、下絵を置いてペンツールでなぞろうとすると、「あっ、画像が動いちゃった!」とか「自分が描いた線がどこにあるか分からない…」なんてことありませんか?綺麗なベクターデータを作るには、ただ画像を読み込むだけじゃなくて、トレースしやすい環境を整えることがすごく大事なんです。

この記事では、Illustratorの「テンプレートレイヤー」という便利な機能を使った下絵の配置方法や、プロみたいに滑らかで美しい線を引くコツを詳しく紹介します。

これからIllustratorを使いこなしたい人は、ぜひ読んでみてください!

下絵を配置してテンプレートレイヤーを作ろう

手描きのスケッチやスキャンした画像をIllustratorでトレースするとき、まず大事なのが下絵を適切に配置することです。

ただアートボードに画像を置いただけだと、作業中にうっかり下絵を選んで動かしちゃったり、元の画像の線が濃すぎて自分が描いてる線が見えなくなったりして、イライラしちゃいますよね。

そんな問題を解決してくれるのが「テンプレートレイヤー」という機能です。

テンプレートレイヤーっていうのは、配置した画像を自動的に薄く表示して、さらに編集できないようにロックしてくれる便利な設定のこと。

この機能を使えば、下絵の線と自分が描いてるベクターの線がはっきり区別できて、作業がグッと楽になります。

設定方法はとっても簡単なので、トレースを始める前に必ずやっておきましょう。

具体的な手順はこんな感じです。

1. Illustratorのメニューバーから「ファイル」→「配置」を選んで、下絵にする画像を読み込みます
2. 画像が配置されたら、レイヤーパネルを開きます
3. 画像が置かれているレイヤーの名前の横(余白部分)をダブルクリックすると、「レイヤーオプション」が開きます
4. 「テンプレート」という項目にチェックを入れるだけ!

これだけで設定完了です。

チェックを入れると、画像の透明度が自動的に50%くらいになって(後で変更もできます)、レイヤーにロックがかかります。

これで安心してトレース作業を始められますよ。

トレースしやすい環境を作ろう

テンプレートレイヤーができたら、すぐにペンツールで描き始めたくなりますよね。

でもちょっと待って!もう少し環境を整えると、もっと快適に作業できるんです。

初心者の人がよくつまずくポイントに、「自分が描いてる線が下絵と混ざっちゃって、どこまで描いたか分からなくなる」っていう問題があります。

これを解決する設定を紹介しますね。

「塗り」は必ず「なし」にしよう

ペンツールでトレースするときは、基本的に「塗り」を「なし」にして、「線」だけに色をつけて作業するのがポイントです。

もし「塗り」に色がついてると、パスを閉じる前に図形が下絵を隠しちゃって、その先が見えなくなっちゃうんです。

トレース中は常に「塗りなし・線あり」の状態をキープしましょう。

線の色は目立つ色にしよう

線の色選びも大事です。

黒い鉛筆やペンで描いた下絵を同じ黒い線でトレースすると、どこまで描いたか分からなくなっちゃいます。

だから、線の色は明るいピンク(マゼンタ)や水色(シアン)、赤色など、下絵とは違う目立つ色にするのがおすすめ。

全部トレースし終わったら、後でまとめて黒とか好きな色に変更すればいいので、作業中は自分が一番見やすい色を使いましょう。

綺麗な線を引くペンツールのコツ

Illustratorでのトレースで、仕上がりの美しさを決めるのはペンツール(ベジェ曲線)の使い方です。

初心者の人がやりがちな失敗は、「正確になぞろう!」と思って、アンカーポイント(点)をたくさん打ちすぎちゃうこと。

点が多すぎると、線がガタガタになって、滑らかな曲線が描けなくなっちゃうんです。

**綺麗なベクターデータを作る最大のコツは、「できるだけ少ないアンカーポイントで曲線を表現すること」です。

**

アンカーポイントを打つ場所を見極めよう

少ない点で美しい曲線を引くには、どこにポイントを打つかが重要です。

基本的には、こういう場所にポイントを打ちましょう。

– 直線の始まりと終わり
– 角になる部分
– 曲線の「極値」(一番出っ張ってる部分や、一番へこんでる部分)

例えば円を描くとき、上下左右の4か所だけにポイントを打てば、綺麗な真円が作れますよね。

それと同じように、曲線の頂点を見つけてアンカーポイントを打って、ハンドルをドラッグして曲線の膨らみを調整するのが正しいやり方です。

ハンドルの伸ばし方にもコツがある

ハンドル(方向線)は、進行方向に向かって、曲線の流れに沿ってまっすぐ引き出すのが基本です。

特に極値に打ったポイントのハンドルは、Shiftキーを押しながら水平か垂直に引き出すと、より滑らかでコントロールしやすい曲線になります。

適当にあちこちクリックするんじゃなくて、常に「次はどこに打つべきかな?」って考えながらペンツールを進めることで、修正しやすくてデータも軽い、プロみたいな美しいパスが描けるようになりますよ。

作業効率が上がる便利なショートカット

トレース作業は地道な作業なので、ショートカットキーを使えるかどうかで、作業時間が全然違ってきます。

特にペンツールで描いてるときに、いちいちツールバーまでマウスを動かしてたら、集中力が切れちゃいますよね。

左手でキーボードのショートカットを使って、右手はマウスやペンタブの操作に専念するスタイルを身につけましょう。

トレース中によく使うショートカットを紹介します。

これを覚えるだけでも、作業のストレスがグッと減りますよ。

よく使うショートカット一覧

**手のひらツール(Spaceキー)**
Spaceキーを押してる間だけ手のひらツールに切り替わって、画面を自由に動かせます。

ズームアップして細かい部分をトレースしてるときに超便利!

**ズームイン・ズームアウト(Ctrl / Command +「+」「-」)**
細かいところを見たいときと、全体のバランスを確認したいときを瞬時に切り替えられます。

**ダイレクト選択ツールへの切り替え(Ctrl / Commandキー)**
ペンツールを使ってる最中にCtrl(MacはCommand)キーを押すと、一時的にダイレクト選択ツールに切り替わります。

これを使えば、さっき打ったアンカーポイントの位置やハンドルの長さを、ツールを持ち替えずにサッと調整できます。

**アンカーポイントの切り替えツール(Alt / Optionキー)**
滑らかな曲線から直線、または鋭角な曲線に切り返すとき、Alt(MacはOption)キーを押しながらハンドルを折ることで、思い通りの角度で次の線が引けます。

スマートガイドも使おう

これらのショートカットに加えて、Illustratorの「スマートガイド」(Ctrl / Command + U)もオンにしておくのがおすすめです。

スマートガイドが有効になってると、既存のアンカーポイントやパスの交差部分にカーソルを合わせたときに文字でガイドが表示されるので、パス同士を正確につなぎ合わせるときにすごく役立ちます。

これらの機能とテンプレートレイヤーを組み合わせれば、精度の高いトレースを最速で完了できるようになりますよ!

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