イラストレーターで画像の背景を透明化する方法をお探しですね。

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Illustratorで画像の背景を透明にする方法を分かりやすく解説

Illustratorでデザインを作っていると、「この画像の背景を透明にしたいな」と思う場面って本当によくありますよね。

そのたびにPhotoshopを開いて切り抜き作業をするのは、正直めんどくさいと感じている人も多いはずです。

実は、Illustratorだけでも画像の背景を透明にする方法がちゃんとあるんです。

しかも最近のバージョンなら、ワンクリックで簡単に背景を消せる便利な機能まで追加されています。

この記事では、Illustratorで画像の背景を透過させる実用的な方法をいくつか紹介していきます。

状況に合わせて使い分けられるように、最新機能から従来の方法まで、順番に分かりやすく説明していきますね。

【超簡単】ワンクリックで背景を消す最新機能

最新のIllustratorを使っている人にぜひ知ってほしいのが、この「背景を削除」機能です。

これまで画像の切り抜きといえばPhotoshopの得意分野でしたが、今ではIllustratorでもAIを使った自動切り抜きができるようになりました。

使い方は本当に簡単で、画像を選んでボタンを押すだけ。

AIが自動で人物や物を認識して、背景だけをきれいに消してくれます。

この機能は、Adobe Expressの技術をIllustrator内に取り入れたもので、難しいパス作業なしで数秒で透過画像が作れるのが最大の魅力です。

操作もシンプルなので、初心者の方でもすぐに使いこなせると思います。

具体的な手順

1. 透明にしたい画像を選択ツールでクリック
2. 画面右側の「プロパティパネル」を開く
3. 下の方にある「クイックアクション」から「背景を削除」をクリック

たったこれだけです。

AIが自動で被写体と背景を判別して、背景部分をきれいに取り除いてくれます。

ちょっと注意したいポイント

– この機能を使うにはインターネット接続が必要です
– 背景と被写体の境目がはっきりしない写真だと、うまく認識されないことがあります
– 複雑な形の被写体も、AIが正確に判別できない場合があります

もしうまくいかない場合は、この後紹介する別の方法を試してみるか、Photoshopの高度な切り抜きツールを使うのがおすすめです。

とはいえ、ほとんどの画像はこの方法で十分きれいに仕上がるので、まずはこれから試してみてください。

ロゴやイラストなら「画像トレース」がおすすめ

ワンクリック機能がうまく動かない時や、古いバージョンのIllustratorを使っている場合は、「画像トレース」という機能が便利です。

特に、ロゴマークや輪郭がはっきりしたイラストの背景を透明にしたい時に活躍します。

画像トレースは、JPEGやPNGなどの画像データを、Illustratorで扱えるベクターデータに自動変換してくれる機能です。

ベクターデータに変換すると、背景の白い部分を直接選んで削除できるようになります。

写真みたいに複雑なグラデーションがある画像には向きませんが、ベクターデータにすることで拡大しても画質が落ちないというメリットがあります。

画像トレースの使い方

1. 画像を選択して、コントロールパネルやプロパティパネルから「画像トレース」をクリック
2. 結果が良ければ「拡張」ボタンを押してパスデータに変換
3. ダイレクト選択ツール(白い矢印)に切り替えて、消したい背景部分(白い部分)をクリック
4. Deleteキーで削除

さらに便利なテクニック

文字の隙間やイラストの細かい部分に白が残ってしまった時は、メニューバーの「選択」→「共通」→「カラー(塗り)」を使うと、同じ白色の部分を一気に全部選択できて便利です。

また、画像トレースのオプションパネルを開けば、カラーモードやパスの細かさを調整できるので、元の画像の雰囲気を保ちながら背景だけをきれいに消すことができます。

自由自在に切り抜ける「クリッピングマスク」

写真の被写体に合わせて手作業で正確に背景を消したい時や、丸や星などの特定の形に画像を切り抜きたい時は、「クリッピングマスク」が便利です。

この機能は、画像自体を削除するのではなく、上に重ねた図形の形に合わせて、下の画像の一部だけを表示させる仕組みです。

窓から外を見るようなイメージと考えると分かりやすいかもしれません。

自動機能ではうまくいかない複雑な背景や、商品写真のように正確に輪郭を切り抜きたい場面で、プロのデザイナーもよく使う定番テクニックです。

少し手間はかかりますが、ペンツールに慣れていれば思い通りに背景を消すことができます。

クリッピングマスクの作り方

1. 背景を透明にしたい画像をIllustrator上に配置
2. ペンツールや図形ツールで、残したい部分の輪郭に沿ってパスを描く
3. 描いたパスと画像の両方を選択して、右クリック→「クリッピングマスクを作成」を選ぶ

マスクをかけると、はみ出していた背景部分が見えなくなって、透明な状態になります。

クリッピングマスクの良いところ

もし後から「ちょっと切り抜きの位置を調整したいな」と思っても、マスクのパスをダイレクト選択ツールで動かせば簡単に修正できます。

画像そのものを削除しているわけではないので、何度でもやり直せるのが大きなメリットです。

後からデザインの変更が入りそうなお仕事では、このクリッピングマスクを使った方法が一番安全で確実だと思います。

透明にした画像を保存する時の注意点

Illustrator内で背景をきれいに透明にできても、保存や書き出しの設定を間違えると、せっかく透明にした部分が真っ白になってしまうので注意が必要です。

まず、本当に背景が透明になっているか確認するには、メニューバーの「表示」→「透明グリッドを表示」を選んでみてください。

背景が白とグレーの市松模様になれば、ちゃんと透明になっている証拠です。

透明を保ったまま保存する方法

WebサイトやPowerPointなどで透過画像を使いたい場合は、必ず**PNG形式**で保存してください。

よく使われるJPEG形式は透明という情報を持てない仕様なので、JPEGで保存すると強制的に背景が白くなってしまいます。

これは結構やりがちなミスなので気をつけましょう。

また、画像トレースでベクターデータ化したロゴやアイコンなら、**SVG形式**で保存するのもおすすめです。

SVGはどれだけ拡大しても画質が劣化せず、ファイルサイズも軽いので、特にWebデザインでよく使われています。

書き出しの手順

1. メニューバーの「ファイル」→「書き出し」→「書き出し形式」を選ぶ
2. ファイル形式で「PNG」を指定
3. 保存画面でプレビューの背景色が「透明」になっているか確認
4. 保存を実行

特定のオブジェクトだけを個別に書き出したい場合は、「アセットの書き出し」パネルにオブジェクトをドラッグ&ドロップすれば、複数の透過画像を一気に効率よく書き出すこともできます。

この基本を押さえておけば、Illustratorで作った透過画像をいろんな場面でスムーズに使えるようになりますよ。

まとめ

いかがでしたか?Illustratorでの背景透過は、思っているよりずっと簡単にできます。

状況に合わせて最適な方法を選んで、作業効率をアップさせてくださいね。

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