イラストレーターのアートボードについてお探しですね。

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Illustratorのアートボードを使いこなそう!初心者でもわかる基本ガイド

Illustratorを初めて開いたとき、画面の真ん中にある白い四角い領域に戸惑った経験はありませんか?「これって何?」「どうやって使うの?」「サイズを変えたくなったらどうすればいいの?」そんな疑問を持つのは、あなただけではありません。

この白い領域こそが「アートボード」と呼ばれるもので、Illustratorでデザインを作るうえで欠かせない存在なんです。

この記事では、アートボードの基本的な考え方から、サイズの変え方、複数ページの作り方、そして保存や書き出しのコツまで、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

チラシの表裏を作ったり、何ページもある企画書を作ったりするときにも役立つテクニックが満載ですので、ぜひ最後まで読んでみてください!

アートボードって何?デザインを描く「用紙」のようなもの

Illustratorの「アートボード」とは、簡単に言えば「デザインを描くための用紙」のようなものです。

学校で絵を描くときに使う画用紙をイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれません。

Illustratorの作業画面はとても広いのですが、実際に印刷されたり、画像として保存されたりするのは、この白い枠(アートボード)の中に描いたものだけなんです。

アートボードの外側にあるグレーの部分は、作業用のスペースとして使えます。

たとえば、使うかもしれない素材を一時的に置いておいたり、下書きを描いておいたりできる便利な場所です。

机の上で作業するときに、必要な道具をちょっと脇に置いておく感覚に似ていますね。

Illustratorの大きな特徴は、一つのファイルの中に複数のアートボードを置けることです。

PhotoshopやWordなどとは違って、「用紙」を何枚も並べられるイメージです。

これを使えば、名刺の表と裏を同時にデザインしたり、サイズの違うバナー画像(横長と正方形など)を一つのファイルで管理したりできます。

デザインのパターン違いを並べて見比べることもできるので、とても便利なんです。

つまり、アートボードは単なる「絵を描く枠」ではなく、複数のページやいろいろなサイズのデザインを効率よく作るための機能なんですね。

最初は一つのアートボードだけで作業することが多いと思いますが、この仕組みを理解すると、Illustratorがぐっと使いやすくなります。

まずは「アートボード=最終的に出力される範囲」と覚えておきましょう。

アートボードのサイズを変える方法:マウスでも数字でもOK

デザインを作っている途中で、「やっぱり横長にしたい」とか「A4サイズじゃなくてB5にしたい」って思うこと、ありますよね。

大丈夫です!Illustratorなら、後からでも簡単にアートボードのサイズを変更できます。

変え方は大きく分けて2つ。

マウスで直感的に変える方法と、数字を入力してピッタリ合わせる方法があります。

**マウスで自由に変えるやり方**

まず、画面左側のツールパネルから「アートボードツール」を選びます(四角が重なったようなアイコンです)。

すると、アートボードの周りに点線の枠と、四隅に小さな四角(ハンドル)が表示されます。

この四隅や辺をマウスでドラッグするだけで、自由にサイズを変えられます。

デザイン全体を見ながら「もうちょっと余白を削ろうかな」なんて微調整をするときに便利な方法です。

**数字でピッタリ合わせるやり方**

印刷物やWebデザインでは、「横幅は1200ピクセル」とか「A4サイズ(210mm×297mm)」といった具合に、決まったサイズにする必要がありますよね。

そんなときは、プロパティパネルを使います。

アートボードツールを選んだ状態で、画面の右側(または上部)にあるプロパティパネルを見てください。

そこに「W(幅)」と「H(高さ)」という入力欄があるので、希望の数字を入れればOK。

ミリ単位でもピクセル単位でも、正確なサイズにピタッと合わせられます。

この2つの方法を、作業内容に応じて使い分けるのがコツです!

アートボードを増やして複数ページを作ろう

パンフレットや企画書のように何ページもあるものを作ったり、名刺の表と裏を一つのファイルで管理したりしたいとき、アートボードを追加する必要があります。

新しくファイルを作るときに最初から「アートボードの数」を決めることもできますが、作業の途中で「あ、ページが足りない!」となっても大丈夫。

簡単に増やせます。

**アートボードを追加する方法**

方法はいくつかありますが、よく使われるのはこの3つです。

1. **ボタンから追加**:アートボードツールを選んで、画面上部にある「新規アートボード」のアイコンをクリック
2. **パネルから追加**:アートボードパネル(「ウィンドウ」メニューから表示できます)の右下にある「+」ボタンをクリック
3. **コピーして追加**:アートボードツールを選んだ状態で、Altキー(Macの場合はOptionキー)を押しながら既存のアートボードをドラッグ

特に便利なのが3つ目の方法です。

この「Alt+ドラッグ」を使うと、アートボードだけじゃなく、その上に描いてあるデザイン(背景やロゴなど)も一緒にコピーされるんです。

同じフォーマットで何ページも作りたいときは、この方法が断然ラクですよ。

追加したアートボードは自由に動かせるので、ページ順に並べ替えて見やすく整理しておくと作業しやすくなります。

保存と書き出しのコツ:複数ページを上手に活用しよう

複数のアートボードを使ってデザインを完成させたら、いよいよ保存や書き出しです。

実は、Illustratorの複数アートボード機能が一番力を発揮するのがこの場面なんです。

正しい設定を知っておけば、用途に合わせた最適なファイルを作れます。

**PDFで保存する場合**

複数ページの企画書やパンフレットを作ったとき、PDF形式で保存すると、すべてのアートボードが自動的に1つのPDFファイルの複数ページになります。

たとえば、アートボードを3つ並べて企画書を作ったら、3ページのPDFができあがるイメージです。

ここで注意したいのが、PDFのページ順序はアートボードパネルに表示されている順番(番号)で決まるということ。

保存する前に、アートボードパネルで正しい順番になっているか確認しておきましょう。

**画像として書き出す場合**

WebサイトやSNS用にJPEGやPNG形式で保存したいときは、「書き出し」機能を使います。

「ファイル」メニューから「書き出し」→「書き出し形式」を選んで、保存画面の下の方にある「アートボードごとに作成」にチェックを入れてください。

これで、複数のアートボードがそれぞれ別々の画像ファイルとして一気に書き出されます。

**使い分けのポイント**

– **PDF保存**:複数ページを1つのファイルにまとめたい企画書やパンフレットに最適
– **画像書き出し**:アートボードごとに個別のファイルになるので、サイズ違いのWebバナーを作るときに便利
– **範囲指定**:「1ページ目と3ページ目だけ書き出したい」といった指定もできます

こんな感じで、Illustratorのアートボード機能をマスターすれば、一枚のイラストを描くだけじゃなく、複雑な複数ページのデザインや一括書き出しといった実践的な作業も効率よくこなせるようになります。

まずは身近な制作物から複数アートボードを試してみて、少しずつ慣れていってくださいね!

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